一次性頭痛と二次性頭痛

一次性頭痛と二次性頭痛

 

実は頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれに原因や症状があります。

頭痛のタイプは一次性頭痛と二次性頭痛の大きく2つに分類されます。一次性頭痛とは、他にはっきりとした原因や疾患が見当たらない頭痛のことです。

 

二次性頭痛とは、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などの他の疾患が原因となり症状としてあらわれる頭痛です。

 

一次性頭痛の代表的なものには片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛があります。

これらは「3大一次性頭痛」と呼ばれています。

 

一次性頭痛の中でもっとも有病率が高いのが緊張型頭痛です。身体的や精神的なストレス、肩首のこり、姿勢が関係しています。

 

長時間のパソコンの使用、車の運転や、寝るときの枕が合わないなどの無理な姿勢の維持によって頭から肩にかけての筋肉が緊張すると、神経を刺激して発痛物質が放出され痛みを引き起こします。

特に、筋力が弱い女性は頭部をしっかりと支えることができず、頭痛を起こしやすい傾向があります。

精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位の働きが弱くなり頭痛を引き起こしてしまうと言われています。

精神的ストレスを原因とする緊張型頭痛には、抑うつ状態などが関連することもあります。

 

片頭痛は頭の片側または両側がズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴です。

繰り返し起こり、吐き気をともなうこともあります。

光と音に敏感になることもあります。

発作的に起こり、家事や仕事が手につかず、吐き気や嘔吐で寝込んでしまうなど、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

片頭痛は4時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあります。

痛みがおさまると健康な人と同じように生活や行動ができます。

 

片頭痛は、痛みの起こる直前に前兆をともなうかどうかで「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」に分類されます。前兆の例としては、目の前にギザギザした光が見えたり、物が見えにくくなったりなど、視野に異常が発生する閃輝暗点(せんきあんてん)などがあります。また片頭痛は女性ホルモンの変動と深く関係があり、男性よりも女性の方が発症しやすく20〜40代の女性は特に注意が必要です。

 

 

いつもと違う今までにない激しい痛みを伴う頭痛、日増しに痛みが強くなる頭痛などは命にかかわる病気の症状としてあらわれている可能性があります。そういった場合は疲れているのかなと放置せずにすぐに病院受診をしてください。

肩こりからくる慢性的な頭痛や片頭痛にお悩みの方は当院にご相談ください。

 

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