眼精疲労と肩こり

眼精疲労と肩こり

肩こりに併発するものとして多いのが眼精疲労です。

パソコンや携帯を長時間見ていると、まばたきの回数が減って目が乾いた状態になります。

その乾いた目で、さらに長時間小さな文字やチカチカした画面を見ることで、慢性的に目が疲れるようになります。

そうすると目の周りの筋肉が緊張し、肩こりにつながると言われています。

また近視や乱視、老眼などがあるときも、物を見ようとするときに筋肉に負担がかかり、肩こりを発症することもあります。

それから、はっきりとしたメカニズムは不明ですが、血流の低下を招く高血圧や低血圧、狭心症や心筋梗塞などでも肩こりを併発することがあります。

さらに顎関節症でも、肩こりになるケースがあります。

これは顎関節症になると顎周辺の筋肉が緊張し、これが首や肩の筋肉にも影響を及ぼして筋肉が硬くなるためです。

鍼ではどんなことをするの?
鍼は東洋医学に基づく治療法です。

東洋医学では、体に点在するツボが血流を介してその先の臓器や組織とつながっているという考え方があります。

つまり体の不調を改善するのにもっとも効率よくアプローチできるのがツボで、そこを鍼で刺激するのが鍼治療です。

肩こりの場合は、肩こりの解消に効果があるツボを鍼で刺激して、ツボ周辺やその先へとつながっている筋肉の緊張をほぐし、肩こりを緩和していきます。

鍼は層になっている肩周辺の筋肉の奥の方にも作用するので、鍼を受けたあとでも効果が持続します。

一方で、肩こりの解消法としてよくあるマッサージは、凝り固まった筋肉を一時的に揉みほぐしているだけなので、根本的な治療にはなりません。

施術を受けている時点では本当に気持ちいいのですが、あくまで一時しのぎにしかなりません。

鍼の効果1 〜血行促進〜
鍼をすると、細胞に自分ではわからないほどの小さな傷がつきます。

体内の免疫細胞はこの傷を修復するため、そして異物である鍼を除去するため、血流を促進させます。

鍼による血行促進効果は施術中から実感でき、徐々に体がポカポカしてくるでしょう。

血行がよくなると冷えが解消されるほか、血液に滞留していた疲労物質が排出され、肩こりが緩和されます。

また血液には組織が必要な酸素や栄養素を運ぶ働きがあるため、筋肉に栄養が行き届き、筋肉疲労が解消されていきます。

鍼の効果2 〜自律神経を整える〜
ストレスなどで自律神経が乱れると、血流が悪くなる、肩がこる、夜眠れないなど様々な症状が現れるようになります。

鍼には自律神経のバランスを整える効果があるため、自律神経の乱れから現れる様々な症状を改善してくれます。

眼精疲労や肩こりでお悩みの方はご相談ください。

 

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