脳の疲れと姿勢が関係している?

脳の疲れと姿勢が関係している?

脳疲労とは、五感を経由して大量に入ってくる情報を、脳が処理しきれず疲れてしまった状態です。

集中力が続かなかったり、仕事中にミスが生まれやすくなります。

脳疲労が続くと、自律神経の乱れやうつなど、身体に影響を与える可能性があります。

しかし、脳の疲労を取るといっても具体的に何をすればいいかわからないという方は多いでしょう。

脳疲労とは、急激に情報があふれるようになった現代において、脳の情報処理が追い付かない状態を指す造語です。
インターネットの発達により、スマートフォンを使ってSNSや動画配信サービスを日常的に利用するようになった現代では、脳への情報のインプット量が増え、脳への負担が大きくなっています。
脳が情報を処理しきれずに脳疲労と呼ばれる状態になると、集中力が続かなかったり、ミスが増えたりなどの悩みが生じやすくなるとされています。

なぜ脳は疲れるのか
脳は体重の約2%ほどの重さです。

しかし、安静時のエネルギー消費量は体全体の消費量の約20%もあるため、消費エネルギーが多いところでもあります。

脳を構成する神経細胞は身体の各臓器の働き・リズムや身体姿勢を維持するために常に活動しており、そこに大きなエネルギーを消費をしています。

脳では、スマートフォンやパソコンなどから受け取った情報も処理していますが、スマホやパソコンからの情報は情報量が多すぎて処理しきれず、脳疲労と呼ばれる状態になってしまいます。

脳の疲れのサインとは?
・集中力の低下によるミスが増える

脳が疲れた状態は集中力が続かず、単純作業でもミスが増加することがわかっています。

・感情のコントロールがしにくくなる
脳が疲労すると感情のコントロールがしにくくなるとされています。
家事や仕事で疲れたときなどはマイナスな感情が芽生えてきやすいです。

これは脳が、思考、計画、判断といった知性的なことだけでなく、感情、情動を調節する役割も担っているためです。

・自律神経が乱れる
脳が疲労すると、自律神経が乱れる可能性が高いです。
脳は生命維持のために行われる呼吸や消化、体温の調節、排泄などを司っているため、脳の疲れによって自律神経が乱れてしまい、身体に影響を及ぼします。

脳の疲労からくる自律神経の乱れによる不調などは、放置すると不安や意欲低下、不眠といった、早期うつ症状につながります。
最近では、疲れによって動機や意欲の発現、認知に関わる脳部位の血流が低下することがわかっています。

そのため、脳の疲労が続くと意欲やモチベーション低下、認知機能の低下につながります。

姿勢が乱れていることで、脳への血流も悪くなり、斜位などの影響で脳への負担も大きくなります。

自律神経と姿勢には密接な関係があるため、不良姿勢は自律神経が乱れる原因の1つです。

なかなか疲れが取れにくい、自律神経が乱れているという方は当院にご相談ください。

 

 

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