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女性でも月経周期については詳しく知っていても、卵子についてあまり詳しくご存知でない方が多いのではないでしょうか。
20代~30代の子宮は鶏卵くらいのサイズで、子宮から左右にうずらの卵くらいの卵巣があり、その中で卵子が入っています。
毎月排卵日に左右どちらかの卵巣から卵子が放出されます。
左右交互に放出されるため、排卵痛などがある方は今月がどちらから放出されたのか分かるという方もいらっしゃいます。
排卵された卵子の寿命は約24時間でその中でも受精可能な時間は排卵後、たったの6から8時間とされています。
短すぎて、いかに妊娠することがすごいことかわかりますよね。
卵巣の中に蓄えられている卵子のことを原始卵胞といい、若いときは月に1000個ほどが育ち始めます。
そのうちのほとんどがすぐに消えてしまいますが、数か月かけて成熟した1つの卵子が排卵日に卵巣の外へ放出されます。
女性は生まれる前のお腹にいるときから卵子が作られています。
卵子の数は胎児のときが一番多いです。
生まれてから増えることはなく減る一方です。
年齢とともに数も質も低下していきます。
生まれてくる女性が胎児のとき、妊娠20週には700万個の卵子が作られています。
その後、生まれてくるまでに約200万個にまで減ります。
生まれてからも卵子は減り続け、月経がはじまる思春期のころには約20万~30万個にまで減ってしまいます。
25歳くらいのときには約10万個まで減り、その10年後には約5万個にまで減ってしまいます。
そのため閉経するころにはほとんどない状態です。
卵子の見た目も10代20代と比較すると30代後半になる頃にはいびつな卵子の形になります。
形が悪くなると受精もしにくくなります。
子宮や卵巣の病気、過度なストレス、食生活の乱れ、喫煙習慣、睡眠不足など生活習慣の乱れは卵子の老化を加速させ、いびつな形になりやすくしてしまいます。
卵子の老化により受精はしにくくなりますが、生まれてくる赤ちゃんの能力や資質には関係ないので遅いからダメだということではありません。
子宮や卵巣は筋肉で支えられています。
骨盤のゆがみが強いことや不良姿勢が原因で血流が悪くなると月経周期や生理痛はもちろんのこと、卵子の状態にまで影響があります。
生理痛や月経周期、骨盤のゆがみや、冷え症などの症状でお悩みの方には骨盤矯正で骨盤周りを整えることをおススメします。
お悩みの方は当院にご相談ください。
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