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顎関節症の症状には以下のものが挙げられます。
・口を大きく開けると耳の前で「ゴリッ」「カクッ」などの音がする
・顎関節のあたりが痛い(口を開けると痛みが増す)
・硬い食べ物を噛んだときに「ゴリ」などの音がして痛みが出る
・口が大きく開けられない(指3本が縦に入らない)
・顎関節のあたりを押すと痛い
・口を開けたり閉じたりすることが難しい
顎関節症の原因とは?
1. 上と下の歯を接触させている
通常、上の歯と下の歯の間には隙間があり、接触していません。
上の歯と下の歯が接触しているとき、顎に力が入って力んでいる状態です。
歯並びを気にするために上の歯と下の歯を無意識にかみ合うような癖を持っている人もいます。
緊張を強いられる仕事や、不良姿勢でスマホやタブレット、パソコンの画面を見る際にも、無意識に上の歯と下の歯が接触していることがあります。
顎関節症の8割以上の方が上と下の歯を接触させる癖があります。
この習慣を減らすだけで症状が改善する方も非常に多くいらっしゃいます。
そのため、顎関節症の最大の要因と考えられています。
2.日中の動作
頬杖をつく、ガムを噛む、爪噛み、片方の歯で噛む、猫背・ストレートネックなどの不良姿勢など顎や首の筋肉に負担がかかり続けるこれらの動作は顎関節症の要因の1つです。
3.睡眠時の癖
歯ぎしり、うつぶせ寝などの習慣は顎関節症の原因になります。
特に歯ぎしりはストレスや肩首のコリ、自律神経の乱れなどで生じてしまうことがあります。
4.ストレス、緊張の続く仕事
ストレスを感じたり緊張しているとき、無意識に体に力が入るため筋肉に負担がかかります。
また精神的なストレス自体が身体へ炎症を起こすことがわかっており、要因となります。
5.外傷
転倒して顔を打った、顔をぶたれた、などのあとに顎関節症を発症することがあります。
6.特定のスポーツ、楽器演奏、職業
強くかみしめることがあるテニス、サッカー、ゴルフ、ラグビーなどのコンタクトスポーツやサックスやフルートなどの吹奏楽器の演奏は顎関節への負担が増えることが知られています。
顎関節症の原因6つをご紹介しましたが、1つだけでなくいくつかの要因が重なってなってしまうことがほとんどです。
顎関節症は筋肉に負担がかかり、顎関節の筋肉に大なり小なり傷がついています。
この傷が大きくなったとき、口が開けられない、痛みがあるといった状態になります。
顎関節症は放置すると難治性になることもあります。
酷くなる前に姿勢を改善したり自律神経を整えることをおすすめします。
顎関節症にも骨盤矯正や鍼治療はおススメです。
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