五十肩の原因と症状について

五十肩の原因と症状について

五十肩や四十肩を正式には「肩関節周囲炎」といいます。

最初のうちは「何もしていないのに、なんとなく肩が痛い」というように軽い痛みを感じる程度です。

それがいつの間にか進行して痛みが強くなり、肩を動かしづらくなる疾患です。

五十肩が疑われる場合、まずは運動の影響やケガ、糖尿病などの基礎疾患や病気の影響、その他の肩関節疾患など、さまざまなケガや病気の可能性がないかどうかを確認します。

そのうえで、手があまり上がらず、手のひらをくるくると回転させてねじる動きをすると痛みを感じる場合、肩関節周囲炎と診断されます。

五十肩の原因
はっきりとした原因はありませんが肩に痛みと可動域の制限が生じるのが、五十肩です。
五十肩の症状は主に、肩関節を構成する骨や軟骨、靱帯、腱(筋肉と骨をつなげる組織)などが、何らかの原因で炎症を起こすことによって生じると考えられています。
加齢による肩関節周辺組織の老化が、炎症が起きる原因の1つとされています。

 

 

五十肩の症状
・肩から腕にかけて痛みが生じる
まずは肩から腕にかけて痛みが生じることが多いです。

運動をするなどして肩を動かしたときに痛みや違和感を感じることが初期症状で多いです。

中には安静にしていても痛みが生じることもあります。
特にこれといった原因が思い当たらないけれど肩を動かしたときや、場合によっては安静にしているときにも肩から腕にかけての痛みを感じたら、五十肩のサインかもしれません。

・服の脱ぎ着などが困難に
痛みの他、肩の可動域に制限が生じ、日常生活のちょっとした動作が難しくなることも、五十肩の特徴的な症状のひとつです。最初は軽い痛みだったものが徐々に痛みが強くなり、衣服の脱ぎ着が困難になったことで、症状を自覚する人も多いようです。
 
・寝返りをすると痛むことも
夜間、寝るときに痛みをともなう側の肩を下にすると、痛みが強く出るというものもあります。

五十肩の症状がある場合は、寝るときの体の向きにも気を付けることがおすすめです。

肩こりと五十肩の見分け方は?
「肩から腕にかけての痛み」「肩を動かすのがつらい」といった五十肩の症状は、じつは肩こりの症状とよく似ています。

・首を動かすと痛みが強まり、安静にしていても痛みを感じる場合 → 肩こり
・腕を動かすと痛みが強まり、肩関節を動かしたり夜間に痛みが増す場合 → 五十肩

肩こりは基本的に緊急の治療を必要としないことが多いですが、腕にしびれや痛みが生じている場合は注意が必要です。

しびれなどが強い場合、頸椎の神経が障害を受けている可能性があるので病院を受診してください。

肩こりでも五十肩でも姿勢を見直して筋肉や関節の負担を軽減することが大切です。

お悩みの方はご相談ください。

 

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